介護で休む暇もない家族にも休息とケア
難病を抱える子どものためのホスピス施設「海のみえる森」が、神奈川県大磯町に年内にオープンするのを控え、支援のためのチャリティコンサートが4月14日に、大磯駅前の聖ステパノ学園・海の見えるホールで開かれる。
「海のみえる森」は、重い病気や障害のある子どもたちとその家族が、病院ではない自然豊かな環境で心と体を休め、生きる力を育むための一時預かり(ショートステイ、レスパイト)施設で、日本国内では初めての子どものホスピスとなる。
広がる「緩和ケア」の理念
チャリティコンサートは聖路加国際病院でボランティアの演奏会を開いている「聖路加国際病院トイスラーホールお昼のコンサートの仲間たち」によるもので、ゲストにバス・バリトンで洗足学園音楽大名誉教授の築地文夫さんを迎え、多彩な演奏を披露する。
入場料1,000円(中学生以下無料)で、収益はすべて「海のみえる森」のために寄付される。筋ジストロフィーや脳性麻痺など難病を患う子どもの苦痛を和らげるための『緩和ケア』の認知と発展を目指す「海のみえる森」を支援したい。

海のみえる森
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