暗闇の恐怖にともしたやわらかな光
「チームともす東北」は、震災を語り継ぎ、未来を語り合う復興支援イベント『PLRAY CANDLE』を毎月11日に開催しており、その中で使用されるオフィシャルキャンドルの購入ができるウェブサイトを公開した。
3月11日、今まで当たり前だった「電気」を失った被災地の人々は、家に眠っていたキャンドルの灯りのもと不安な時間を過ごした。あの日の灯りが、これからの長い復興への道のりを照らし続ける、希望の灯りになるように。そのような思いが込められている。
菜の花で広がる支援の輪
1個1,000円のキャンドルの売上金の10%が、菜の花の栽培によって塩害地の活用を目指す「東北大 菜の花プロジェクト」の支援に活用される。
津波によって宮城県だけでも水田1万haに被害が出た。被災農家が農業を継続しながら自らの農地を復旧させるために、塩害に強いアブラナ科の菜の花を栽培し、ナタネ油を絞り、その油を使用したキャンドルを作る、まさに「復興の灯火」となるプロジェクトだ。

チームともす東北
http://teamtomosu.com/チームともす東北「オフィシャルキャンドル」
http://tomoru311.com/