世界の最貧困地域の子どもたちの権利を守る
ファッションブランドのH&Mがユニセフ(国連児童基金)と共同で実施しているチャリティプロジェクト「ALL FOR CHILDREN(オール・フォー・チルドレン)」の活動を、インドに続きバングラデシュに拡大することを発表した。
H&Mの販売する「ALL FOR CHILDREN」キッズコレクションのアイテムの販売価格の25%がこのプロジェクトに充てられ、H&Mが業務展開している国々で子どもたちの教育と健康増進を支援する。
H&Mは児童労働による綿花を使わない
同プロジェクトは、経済進歩にもかかわらずカーストやジェンダー差別、児童労働・売買が問題となっているインドの子どもたちに加えて、バングラデシュの首都ダッカ周辺のスラム地域の約4万人の子どもたちが、質の高い教育と社会保護サービスを受けられるようにすることを目標に掲げている。
2012年から2017年まで6年間の長期プロジェクトを予定しており、H&Mが地域開発のために拠出する金額としては最高額となる総額799万ドルを、同プロジェクトに寄付するという。

H&M「All For Children」
http://about.hm.com/content/hm/AboutSection